渋沢栄一 近代化の父
渋沢栄一は江戸時代末期、埼玉県に生まれました。
小さいころから賢くて、
15代将軍徳川慶喜に仕えていました。
その頃から銀行に興味を持っていたそうです。
その後フランスに留学する機会があり、フランスのたくさんの近代的な文化を目の当たりにし、
特に工場に興味を持ちました。
日本に帰りまず、大蔵省、そして国立銀行を立ち上げました。
ほどなく、パルプ工場を立ち上げました。
その後はとんとん拍子に、ガス、水道、ホテルその他たくさんの事業を総計すると500以上の会社を立ち上げたそうです。
70歳を過ぎたころには、保険、福祉など新たな分野を開拓しました。
とにかくものすごい偉人です。
私は新しいことを取り入れたり、始めるのが嫌いです。
なぜなら、どうすればいいか分からないし、失敗する恐れがあるからです。にも拘わらず、新しいことを開拓し続けた渋沢栄一のメンタルは、尊敬を通り越して驚異的だと思います。
《散切り頭を叩いてみれば 文明開化の音がする》と、以前聞いた言葉です。
これがすぐに思い浮かびました。
この人のためのことばだと思いました。
江戸時代に世の中に取り残された日本を、世界に並ぶまで引き上げてくれたのはまさにこの渋沢栄一だと思います。
この人がいてくれて、日本は世界に飛び出せたと思います。
ちなみに、この渋沢は次の新札の顔になるのだけど、
なぜこの偉人が今まお札に用いられなかったかというと、
髭をはやさなかったので、顔が薄っぺらくて偽札を作りやすいからだと言われていたようです。
新しいお札を手に入れたら、絶対大切にして、
新しいことチャレンジするようにしたい!